専門医について

前回の修行についてですが、
これは専門医を維持するために必要なことだったのです。



専門医は、もちろんはじめに習得するときが一番大変なのですが、維持するのも一苦労です。
だいたい5年ごとに再審査があり、その時に学会に規定回数出席していなければなりません。
専門医の種類によっては、それ以外にも手術のビデオを提出したり、論文を書く必要があるものもあります。



私は産婦人科専門医および、内視鏡技術認定医、生殖医療専門医、周産期専門医などをもっています。
(ちょっと自慢になりますが、4つとも持っているのは日本で私だけです。http://www.tenderlovingcare.jp/feature/h20110217164302237.html#head)
専門医の種類が多いと、それだけ多くの学会に出席する必要があります。



特に今回の日本産科婦人科学会総会は、ほとんどの専門医制度で出席ポイントが得られ、また一番点数が高いのです。
そのため、どんなことがあっても出席しなければならなかったのです。



医師は、たえず勉強して新しい技術を身につけていかなければなりません。
これからも荒行にいそしんで参ります。