デジタル一眼レフ

虫博士となった今、昆虫をきれいに写真でとらなければならない。



以前からCanonのEOSkissX2、という入門機のデジタル一眼レフをもっている。
しかし、写真にはあまり興味がなかったので、ほとんどフルオートでしか使っていなかった。
それでもコンパクトデジタルカメラよりは断然きれいに撮れるのである。



一眼レフの最大の利点はレンズを交換できることである。
小さいものを大きくとるレンズをマクロレンズという。
このマクロレンズを買おうと思ったが、またこれが高い。本体よりも高いものもあるほどだ。
これが一眼レフ商法というやつだ。まんまとそれに乗ってはいけない。



一眼レフ商法もうまく使えば利点にもなる。安価なオプションも豊富なのだ。
1000-2000円ほどで買えるクローズアップレンズというのをつければ、かなり被写体を大きく撮れる。
まずは、付属の標準ズームレンズにクローズアップレンズ(No3)をつけて撮ってみた。



なかなかプロのようにきれいに撮るのは難しい。
もっと練習して、かっこいい写真が撮れるようになりたいものだ。



タツムリ(ウスカワマイマイ




カブトムシのさなぎ



そうこうしているうちに、カブトムシの季節がやってくる。

変な虫みつけた。

(ちょっとグロテスクかもしれないので、虫嫌いの方はみないほうがよいかも)



最近、仕事が忙しくあまり外に出る機会がなくなったきた。



田んぼの中にある恵愛病院生殖医療センターにいるといろいろな生き物に遭遇する。
(病院の中にはいませんのでご安心を)



あまり見たことない虫をみつけた。




羽に縞模様がある甲虫。ハンミョウに似ているが頭がちょっと小さい。


足の付け根が赤い。



調べてみるとヨコヅナサシガメというカメムシの仲間で、もともとは中国などにいた外来生物のようだ。
船舶などの貨物から九州地方に上陸し、その後北上し
1990年代になって関東地方に入ってきたので、私が子供のころはみられなかったわけだ。



外来生物で天敵が少ないのだろう。
今後爆発的に増えていくかもしれない。



よく見るときれいな虫だが、肉食で人を刺すこともあるようなのであまり触らないようにしましょう。



このままいくと、虫博士となってしまいそうだ。

おたま

恵愛病院生殖医療センターの周りは田んぼだらけで自然がいっぱいです。



田んぼの横の水路でかわいいオタマジャクシを見つけました。


ちょっと見にくいですが、うじゃうじゃいます。



ちょっと何匹かつれて帰ってしまいました。


ごはんをあげたらおいしそうに食べています。



調べてみると、このオタマジャクシはヒキガエルになるようです。
こんなに小さいおたまが変態して、あの大きなイボガエルになるとは驚きです。



オタマジャクシは雑食でなんでも食べますが、カエルになったら肉食に変化します。



特にヒキガエルはこの大きさのまま変態してカエルになるので、かなり小さくしかも生きている虫しか食べなくなるので相当飼育が難しいようです。


足が生えてきたら元の場所に戻してあげましょう。

春がキタ!!!

昨年生まれたカブトムシの幼虫が目覚め(させ?)ました。






無事、冬を越せたのは25匹。
かなり大ぶりです。
土の上におくと、あっというまにもぐっていきました。



5-6月くらいにさなぎになり、7月には立派な成虫になる予定です。

いまから夏が楽しみです。

開業1周年

平成24年4月1日で恵愛病院生殖医療センター開業1周年を迎えました。



1年前は東日本大震災の直後で、計画停電の真っ最中。
未曽有の原発事故などもあり、いま振り返ってみるとよく開業できたなと思います。



この1年間、当センターでご妊娠された方は346人(内訳:体外受精68人、人工授精120人)を数えます。
のべ患者数16264名、採卵件数は280件、胚移植件数171件、人工授精946件と
新規開業1年目にしては多くの方に来院していただきました。



感じるのは、やはりこの地域での私たちに対する期待の大きさです。
今年度も一人でも多くの方のお力になれるよう精進してまいります。
よろしくお願い致します。

<生殖幹細胞>卵子の元、ヒトで確認…日米チーム

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120227-00000006-mai-soci

ヒトの卵巣の中から、成長すると卵子になるとみられる細胞を、米ハーバード大マサチューセッツ総合病院埼玉医大のチームが見つけた。従来、卵巣にある卵子の数は有限で、加齢とともに減少する一方と考えられている。今回発見した細胞は卵子の元になっている「生殖幹細胞」とみられ、ヒトで確認されたのは初めて。抗がん剤治療などで生殖能力を失った人などの不妊治療に役立つ可能性があるという。米科学誌ネイチャー・メディシン(電子版)に27日、論文が掲載された。

 埼玉医大のチームは、性同一性障害の治療のため同大で卵巣を摘出した20〜30代の女性6人から、研究目的で用いる同意を得た。提供された卵巣を米国へ持って行き、ハーバード大チームが生殖幹細胞とみられる細胞を採取。目印を付け、卵巣組織に注入してマウスの卵巣へ移植した。約1週間後には、卵巣内で目印を付けた細胞が卵子のように成長していた。

 高井泰・埼玉医大准教授(産婦人科)は「やむを得ない理由で不妊になる人から事前にこの細胞を採取しておけば、治療後に出産が可能になるかもしれない」と話す。一方で「不妊治療に使うには、倫理的な問題を議論する必要がある」と指摘している。

素晴らしい発見です。
もう少し時間はかかりますが、いずれ不妊症は根絶されると思っています。